人生はのさんぽ

日常感じていることをブログに書いています。

個人のデータは有効活用すべきか[work/value]

仕事として扱っている、広告の話になります。Webサイトなんか見ていると、四角いバナー広告はよく見ると思います。サイトコンテンツを楽しんでいる阻害になる場合が、世の中的には多いでしょうか。

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そもそもこれらの広告がどうやって表示されてるかというと、簡単に言うとこの枠にこの金額で広告載せてください、というオークションがリアルタイムに行われている感じです。

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で、広告を載せたい理由もざっくり2パターンあって、1つは、こういうジャンルのサイトに出したい、つまり、場所を指定するものと、今見にきているこの人、つまり、人を指定するものがあります。

 

 

場所でいうと、例えばゲームアプリの広告であれば、ゲーム好きな人がインストールする可能性が高いことから、同じようなゲームアプリに広告枠があれば、載せたいと思うでしょう。

 

ただ、モノとヒトとのマッチングをさせないといくら広告を見せても興味ないものはないので無駄ですよね?てことで、こういう趣味嗜好の人に広告を出したい、というニーズはもちろんあります。

 

それを可能にしているのが、cookieと呼ばれるブラウザに保管されてる情報や、IDFAやAAIDと呼ばれるアプリに保管されている情報になります。

 

ただ、これらを取得するのは情報漏洩であるとし、セキュリティ周りが最近強化されています。なので、広告業界ではその対策に四苦八苦しています。

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勝手にそのような情報を使うのはよくないですが、この情報を提供すればマッチしたものを出してくれることにもなるので、一概に否定するものでもないと思ってます。そしてこのマッチング精度があがれば、嫌がられる広告ではなく、もはやコンテンツになり得るとも思います。

 

漏洩は危険ですが、認識した上での活用は生活を豊かにしていくと思いますので、規制に向かうだけの世界にはなってほしくないなと思います。